ヘアカラーで頭皮に痛みを感じる方

基本的なことですが、ダメージを共わないカラーやパーマはありません。多くのカラー剤は1剤と2剤を混ぜ合わせて作ります。1剤にはアルカリ剤と染料が含まれ、2剤は過酸化水素水になります。それらを混ぜ合わせる事で髪を明るくし、発色する事が出来ます。それが人によってはヒリヒリと刺激を感じる方もいます。

〇カラーの刺激を抑える対策として

[頭皮に保護オイルをたっぷり付ける] 油膜を作りカラー剤の刺激を緩和します。オイルはカラー剤の邪魔をしないので染まりが悪くなる事はありません。しかし、頭を掻いてお肌が傷ついてる場合は、痛みを感じると思うので、傷が治ってから染めることをおすすめします。

[カラー剤をしっかり混ぜる] 些細なことですが、これも大事。しっかり混ぜる事でカラー剤に含まれるアルカリが気化し、刺激が少なくなります。「カラーはしみるものだと思っていた」とのお客様の声も。 個人差があるので、もともと敏感肌やアレルギーをお持ちの方は当てはまらない場合もあり、気をつけてる事のひとつです。

[肌にカラー剤を付けない] 根元ギリギリでお肌に付かないようハケやコームを使いカラー剤を付ける方法。塗るというより、乗せるイメージです。

[しみにくいカラー剤を選ぶ] 特に白髪染めはこまめに(月1回)染める方が多いので、頭皮のダメージが気になると思います。黒髪を明るくする事は出来ませんが、白髪が染まればよい・自然な黒髪〜暗めのブラウン希望の方には[香草カラー]をお勧めています。香草カラーは、漢方とハーブが主成分でアルカリ剤+過酸化水素水も使わないのでほぼ刺激はありません。
ただ、香草カラー=自然派なイメージですが、天然染料のヘナとは違い( ヘナでもかゆみが出る人はいます )、ジアミンと言う化学染料は入っている( 6%弱 ) ので、アレルギーをお持ちの方には合わない場合もあります。

気になる方は、アレルギーテストをしていますのでご相談ください。

[体調不良] 他にもカラーでの刺激を感じる理由として、来店直前のシャンプーやその日の体調不良、睡眠不足、ホルモンバランスの低下など。
これまで大丈夫だったのに、沁みたりかぶれたり、匂いがキツく感じ気分が悪くなる事もあるので、体調が優れない時は、無理をなさらない様にしてください。