こんにちは、
糸満の美容室 hair salon Musica です。
皆さま筋トレしてますか?
当店に来るお客さまの中にもジムへ通っている方も増え、「健康意識が高くなってきたかな」と感じます。私自身も最近から腕立て伏せやスクワットをするようになり、少しずつトレーニングの回数や種類を増やしながら、微々たる筋肉の変化を感じています。
頭から下の筋トレの目的は、筋力の向上やダイエット、理想的なボディメイクなど筋肉を強くすることですが、頭皮の筋トレは「柔らかくすること」が目的です。
両方に共通することは「血行の促進」で、疲れ、むくみ、冷えなどの改善に効果的な事になります。
頭皮の主な筋肉は
① 前頭筋 → 眉の上にある筋肉
② 側頭筋 → 耳の上にある筋肉
③ 後頭筋 → 頭の後ろにある筋肉
があります。
①の前頭筋は他人とコミュニケーションをする時に、眉毛を動かしたり目を見開いたりして、リアクションを表情で伝えることで自然に使っています。
③の後頭筋は首をひねったりストレッチすることで、日頃から動かしていますが、
②の側頭筋を動かしている感覚はそうそうないと思います(噛む動作で動いてますが、あまり動いていないです)。
《なぜ側頭筋をほぐす必要があるの?》
側頭筋は、頭の側面に広がる薄い筋肉で、咀嚼(噛むこと)の際に主に使われます。しかし、現代人の多くは柔らかい食べ物を好む傾向があり、咀嚼回数が減っています。また、ストレスや食いしばりなども側頭筋を硬くする原因になります。
側頭筋が硬くなると、以下のような様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
・頭皮の血行不良: 頭皮全体の血行が悪くなり、髪に必要な栄養が行き届かなくなります。これにより、薄毛や白髪、髪のパサつきといった髪のトラブルにつながることがあります。
・顔のたるみ: 側頭筋は顔の筋肉ともつながっているため、硬くなると顔全体を引き上げる力が弱まり、たるみやほうれい線の原因になることも。
・眼精疲労・頭痛: 側頭筋の緊張は、目の疲れや肩こりと連動し、頭痛を引き起こすこともあります。
・耳周りをほぐす: 両手の指の腹を使って、耳の周りから頭頂部に向かって、小さく円を描くようにマッサージします。特に耳の真上あたりは、側頭筋が硬くなりやすい部分です。
《自宅でできる!簡単頭皮マッサージ》
美容室でのヘッドスパも効果的ですが、ご自宅でも簡単にできる頭皮マッサージをご紹介します。特に硬くなりやすい側頭筋を意識して行ってみましょう。
・頭頂部を引き上げる: 両手の指を組むようにして、頭頂部に置き、ゆっくりと頭皮を持ち上げるように引き上げます。頭皮全体を動かすイメージで行いましょう。
・生え際をプッシュ: 額の生え際から頭頂部に向かって、指の腹でツボを揉むようにほぐしていきます。
これらを各1分程度、毎日続けるだけでも頭皮の柔らかさに変化を感じられるはずです。
頭皮ケアは、健康な髪を育むだけでなく、リラックス効果や顔の引き締めにもつながる大切な美容習慣です。ぜひ、日々の生活に取り入れてみてください。
ご自身の頭皮の状態や髪の悩みに合わせたケアについて、気になることがあればいつでもお気軽にご相談くださいね。