多くの方が日々されているシャンプー。
なんとなくで洗っている方もいると思いますが、キレイな髪と健康な頭皮でいるためには「髪の毛と頭皮の正しいシャンプーの仕方」が大切な一歩になります。フケやかゆみが出る方も知っていれば、解決につながるかもしれませんし、読まれた方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。

大切なことは
①予洗い
②シャンプーは頭皮を洗う
③すすぎをしっかり
④トリートメントで保湿
⑤早めに乾かす

一つずつ説明していきますね。

①シャンプーをつける前に予洗いをしっかりする
ほこりやスタイリング剤が髪の毛に、頭皮には皮脂が付いているので、なかなかシャンプーは泡立ちにくなり、それでシャンプーを多めに足したりするとシャンプーの無駄使いになります。まずは3~5分くらい頭皮を指の腹で揉み込むようにすすいでください。しっかりすすぐとシャンプーの泡立ちが良くなります。

②シャンプーを手に取りなじませてから地肌に付ける
手に取ったシャンプーをそのまま付けると　均等につかず偏りが出て、洗う箇所がムラになるので、手のひらでまんべんなくなじませながら、しっかり泡立てましょう。シャンプーは髪を洗うと言うより、頭皮を洗う感覚です。

③シャンプー後のすすぎもしっかりと
シャンプー剤が頭皮に残ると、頭皮トラブルの原因に繋がるので、地肌にシャワーの水がちゃんと当たるようにして流しましょう。タイプによりますがシャンプー剤には洗っている最中の髪の引っかかりを和らげる為にシリコンや脂肪酸(グリセリン)が配合されているモノもあり、その類は吸着性が強いので、すすぎはしっかりとしましょう。えり足や耳の後ろは残りやすいので意識してくださいね。

④トリートメントやコンディショナーを髪になじませて保湿
髪のダメージケアには保湿が大切です。しかし、頭皮にトリートメントが付いてしまい、すすぎ残しがあると毛穴を塞ぐ原因になるので、中間から毛先まで付けて地肌にはつかないようにしましょう。その際に目の荒いクシを使うと均等になじんでくれます。

⑤ドライヤーで髪を乾かす
濡れてる髪をタオルで優しく水分を取ります。水分を含んだ髪は柔らかいので、髪をこするようなゴシゴシ拭きに注意しましょう。それからドライヤーを使って乾かしていきます。髪の根元から先に風を当てて、乾かし過ぎに注意し少し水分を感じる程度に乾かしましょう。乾かす前にトリートメントオイルをなじませるとより効果的です。

髪の毛は伸びますが、年齢を重ねることによってハリ・コシ・ツヤは変化していきます。健康な髪は土台となる頭皮から育まれます。日々のシャンプーを心がける事で、いつまでもヘアスタイルを楽しむ事ができるので、日ごろからのケアを大切にしていきましょう。